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舞台「夜の液体」

2019 

脚本: 西片利穂 演出: 相原雪月花 美術:若田勇輔

シンガーソングライター西片利穂主催の舞台「夜の液体」の舞台美術。来場者の"捨てきれないもの"を中心にある水が入った桶に入れ、その記憶を探るような演出とストーリーで構成される舞台である。鑑賞者の記憶を象徴的に表すため、舞台に参加したスタッフが撮影した思い出の写真を地面に敷き詰め、その写真に折りを入れた透明シートで中心の桶を制作した。桶が光ることにより、鑑賞者、舞台制作者全員の記憶が強く表現され、演者に当たる青白い光が、退廃的なストーリーをより良く演出する。

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