原初の空間
2015 2400×2800×4200 (mm)
Wood, Screw, Cling film
無意識の内に生み出された構成・構造によって生み出された空間は、人の持つ根源的な安息感に近づくことができるのではないか、という問いによって作られた作品。動物のようにランダムに木材を構成し、最小限のマテリアルで制作した空間は、人間が動物として生活していた洞窟のような存在と言える。外観は鳥の巣のようであり、その内部では自然のなかで日光浴をするような感覚を得られる。
Primitive space
It creates a space like sunbathing in nature. This work was produced with such a concept.
By taking advantage of Saran wrap cushioning and permeability, you can feel like relaxed in the vegetation.
①
②
1.
2.
人が一人入れるだけのスペースが確保されており、
中に入ると浮遊感を感じることができる。
人がくつろぐスペースでは、周囲がサランラップ
で埋め尽くされており、光に包み込まれるような
感覚を得られる。
ビス止めした垂木の構造体に、
サランラップを巻き付けている。
There is space for people to enter, and you can feel floating.
In the space where people relax, you get the feel-ing of being wrapped in light.
Saran wrap is wrapped arou-
nd the structure of the rafter.